最近、僕は考えているのだ。
友人関係とは何なのだろうか?
と。
人と人との距離が縮まること自体は素晴らしいことではある、が。
そうやって友人関係を深めた先には、一体何が待ち受けているのだろうか?
人と人との距離を縮めすぎたばっかりに、傷ついてしまったり、すれ違いを起こしてしまったり。
そういうことが、この世の中にはきっとあるはずなんだよ。(少なくとも僕はこれまでの人生の中で幾度となくこのような経験をしたことがある。)
このことは友人関係のみならず、恋愛関係においても当てはまるのではないかと思っている。
そもそも、恋愛とは人と人とが互いに好意を持つことから始まる。(この世の大体の恋愛関係はそうであるはずだ。)
この時点で互いに悪い印象は無い。あるはずがないのだ。
でも!!
不思議なことに、恋愛関係を長期に渡って保つことのできるカップルはそう多くない。
それは何故なのか?
何故そんなことになってしまうのか?
それは、先ほども述べた通り「距離を縮めすぎたから」だと僕は考えている。
人間はこの世の中で最も醜くて、利己的で、どうしようも無い生き物だ。
だからこそ、人間は日々の生活を送る上で必ず他人を傷つけている。
他人を傷つけることによって、生きている。
他人を傷つけずに生きていくことなど不可能なんだ。
例え他人を傷つけようとする意図が無かったとしても、他人を傷つけてしまうことは往々にしてある。
これは我々人間はどうすることもできない。仕方のないことなんだ。
少し脱線してしまったから、話を元に戻そう。
「人と人との距離が縮まりすぎる」と、人間関係に亀裂が生じる可能性がある。
となると、誰に対しても浅い人間関係を築いていくのがベストなのかもしれないが、
僕はそんなのは嫌だ!!
誰に対しても浅い人間関係で居続けるなんて、そんな悲しいことがあって良いのだろうか?
僕はそんな悲しい人生は嫌だ!!
複雑な思いを抱きながらも、最善の友人関係を求めるべく、今日も僕は邁進していく。