鳥って一体どのタイミングで糞を落としているのだろうか。
街を見渡せば、そこら中に鳥の糞が落ちているが、正直鳥が糞を落とすところを見たのは人生でそう多くない。
もしかしたら、鳥は人間に気をつかっているのかもしれない。
そう考えると、なんだか鳥に申し訳ない気持ちで一杯になる。
以前は鳥の事がそこまで好きではなかった僕であるが、そういう風にとらえるとなんだか愛おしく見えてくる。
結局、鳥も人間と同じだったんだな。
いつも人に気をつかいながら生きてるんだな。
鳥は、毎日一生懸命己の生を全うしようと鳴き声を轟かせながら羽ばたいている。
比べて僕はどうだ?
毎日不満を吐き出すだけで一向にその状況を打開しようともせずにうじうじ弱音を吐いている。
僕は鳥を見習わなければならないのかもしれない。
見習うといっても、鳥のように空を羽ばたきたいわけではない。人間は空を飛べないし、飛ぶ必要もない。(本当に危険なので鳥に感化されて飛ぼうとしないように)。
見習わなければならないのは、その心だ。
鳥のように毎日を意味のあるものにすべく、愚直に、素直に、そして思いやりのある人生を歩んでいこうと思う。
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