なんだか僕の小腹が駄々をこねるので、深夜5時に冷凍チャーハンを食すことになった。
カチコチのチャーハンを皿へと盛り付け、電子レンジへとぶちこむ。特に重さもはからず適当に入れたので電子レンジの加熱時間が分からなかったが、フィーリングという武器を用いて対処することに成功した。
少し待ってから「チン!」とリズミカルな音色を聞きつけて、僕は電子レンジから愛しのあの子を取り出す。
そして、実食タイム。
一部せんべいのように硬化してしまっていたが、姿形が変わろうと味に違いが出ることはない。たまにはこういうおおらかな心を持つことも必要。
予想された味、予想された食感、だがしかし、美味い。
全ての冷凍食品に感謝感激が止まらない。
久しぶりに夜食を食べてしまったが、僕に後悔の念は全くない。ただ、前を向いて生きるのみ。