最近、僕の家の近所がなんだか物騒である。
学校が終わり、あぁ今日も疲れたなとしみじみと感じながら家路に着くと、僕の背後に何やら怪しげな言葉を複数回にわたって唱える人がいたり、
最寄り駅にて、研修という名目で社会人にアンケートを行っているちょっと綺麗目のお姉さんがいたり(先日この怪しげなお姉さんに社会人と勘違いされ、インタビューをされかけたが、「僕社会人じゃないです!」といってそそくさと逃げることに成功した。本音を言うと、僕は男子学生としてはかなり身長が低い部類の人間なので、大人扱いされて割と満更でもない部分もあった。今考えると、母親や教授以外の女性と会話するのはかなり久しぶりだったかもしない。会話といって良いものなのかどうかは分からないが)、
僕の家の近所で物騒な事件に遭遇したことは今まで無かったから、こういうことが立て続けに起こると、少し不安な気持ちになる。
規模を広げて考えてみると、こうして僕が毎日平坦でつまらない日常を不満げに送っている間にも、日本のどこかでは誰かしらが何かしらの事件に巻き込まれているのであろう。
そう考えると、いままで特にこれといった事件に巻き込まれずにのうのうと生き延びてきた僕は、割と幸せ者に分類されるのかもしれない。
いつ何かの事件に巻き込まれても良いように、悔いが残らないように毎日を送ることが大事だと、そう感じぜずにはいられなかった。
まぁ、多分僕の考えすぎだと思うけども